司法試験に合格できず、就職活動をしなければならない方は多くいます。
不合格者の方が多数派です。
よほど経済的に余裕のある方でない限り、無職で司法試験不合格となった場合、そのまま勉強を続けるのか、就職をするのか決めねばいけません。
司法試験不合格後に就職しよう、あるいは就活をやってみるか、と思った方におすすめの法務就活エージェントを紹介します。
本記事は法務職への就職を支援するエージェントを紹介します。
各エージェントのプロモーションとなる内容を含んでいます。
１ 司法試験不合格後の就職におすすめの転職エージェント3選
司法試験不合格後に就活するか、、と思ったら、就活エージェント（転職エージェント）に登録して相談しましょう。
「こんな求人ありますよ」と求人情報を登録してくれるだけでなく、応募や応募先との折衝等あれこれを全てやってくれます。
無料です。相談しても応募しても内定をもらっても一切お金はかかりません。
転職エージェントは採用企業から対価を受け取るビジネスモデルで動いているからです。
そんな転職エージェントで司法試験不合格後におすすめなのは。
1位 MS-Japan
MS-Japanは、管理部門（バックオフィス）と士業の転職に特化した転職エージェントです。
司法試験不合格者の法務就活には最適のエージェントです。
司法試験不合格者にMS-Japanを利用する理由は以下のとおりです。
豊富な求人情報
MS-Japanは、大手企業から中小企業まで、幅広い企業の法務職の求人情報を保有しています。
法務部のある会社は多くありません。
そして、その中でも司法試験不合格者でも採用してもよいと考える会社はさらに少ないはずです。
そうとなれば、求人案件数の少ない就活エージェントに相談に行ってもダメです。
MS-Japanは、ライバルの弁護士ドットコムキャリアのエージェントが認めるほど法務人材紹介の業界では大手です。
専門性の高いサポート
法務部を持つ会社は少ない。
人材紹介会社でも法務部の求人を扱ったことのない人はけっこういます。
そういう人材紹介会社の人は、司法試験制度のことは知らないし、司法試験不合格者がどのような人かもわからない。どのような企業で採用されてどのような仕事をするのかも全くわかりません。
法務就職に強みのない会社に行くと、こんな担当者に当たる可能性があります。
司法試験不合格者で法務職に就きたい人はぜひとも避けたい担当者です。
MS-Japanであれば、司法試験の経験者や、法務職の採用担当者とのネットワークを持つキャリアアドバイザーが在籍しています。司法試験不合格者の就活を理解し、一人ひとりに合ったサポートを提供してくれます。
司法試験不合格者の就職支援の実績
MS-Japanは、これまでに多くの司法試験不合格者の法務就活を成功に導いてきました。
MS-Japanの公式X（旧Twitter）で、上記のように投稿されています。
上記投稿には司法試験不合格者とは書かれていませんが、司法試験不合格となった方の就職支援もしてきたことが書かれています。
実績について嘘は書かないでしょう。
また、嘘をつく動機もないと考えられます。
司法試験不合格者の就職支援実績がないのに「実績あります！」と書いたらどうなるか？
司法試験不合格者の人の就職相談の登録が見込まれます。
実績がない種類の人が来ると、人材紹介会社は困ります。
「え？こんな人これまで来たことないんだけど。。どうしたらいいかな」となってしまいます。
MS-Japanは、司法試験に不合格になった人も就職支援して自社売上につなげられる自信があるので公式に投稿していると考えられます。
求人数や実績等を考えると、司法試験不合格やには弁護士ドットコムキャリアや他の法務転職エージェントは推奨先から外します。
MS-Japanのサポート内容
具体的なサポート内容としては、以下のようなものがあります。
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策
- 企業研究のサポート
- 内定後のフォロー
MS-Japanは、法務用の職務経歴書のひな形を無料提供しています。
法務用職務経歴書の無料書式を数社過去に比較したことがありますが、MS-Japanは出来がよかった。
MS-Japanはそんな難関なインハウス転職も手掛けた実例があるということです。
MS-Japanのポイント
- 法務等管理部門転職に強い
- 司法試験不合格者の就職にも手厚い
- 特化型でありながら大手で安心のサポート
▼公式サイトはこちら
以下記事は私がMS-Japanに相談した時の体験談です。
MS-Japanに転職相談した体験談 | 評判の実際は | 転職キャリアルール (career-rule.com)
2位 リクルートエージェント
リクルートエージェントは、最大手の人材紹介会社です。
豊富な求人数
リクルートエージェントは豊富な求人数を誇ります。
よって、司法試験不合格者は可能性を広げるために登録しておくべきエージェントです。
法務分野においても求人情報は多いです。
安心の相談体制
大手エージェントのエージェントは、中小エージェントよりも優れた対応力を持っています。
大手エージェントは中小エージェントよりもエージェントの対応が親しみやすく、分かりやすいです。初心者や未経験者に対しても理解があり、安心して相談ができます。
求人検索や応募のしやすさ
リクルートエージェントのシステムは使い勝手がよく、求人検索や応募がスムーズに行えます。シンプルな操作で、自分の希望に合った求人を見つけ、効果的に応募することが可能です。
いちいち担当エージェントに問い合わせなくても自分で勝手にウェブ上で求人情報を閲覧できるのは大手ならではの大きな魅力です。
リクルートエージェントは、司法試験の結果に挫折した方々にとって、新たな可能性を切り拓くための頼れるパートナーとなるでしょう。
リクルートエージェントのポイント
- 最大手の豊富な求人数（法務求人情報も当然多い）
- 司法試験不合格後にも安心の相談体制
- 求人検索や応募のしやすさ
▼無料登録（公式サイト）はこちら
▼関連記事（リクルートエージェント相談体験談）
リクルートエージェント転職相談の感想
3位 マイナビエージェント
マイナビエージェントは特に若手や転職初心者に対して、親しみやすい雰囲気を持っています。
職歴のない司法試験経験者の方でも安心して相談ができます。
マイナビエージェントは大手企業に強みを持つエージェントです。多くの大手企業の求人情報が揃っており、特に法務分野においても幅広い選択肢が用意されています。
求人案件数でいえば、リクルートエージェントが最大手です。
しかし、リクルートエージェントは最大手であるがゆえに、多くの応募者が競合する可能性があります。その点、マイナビエージェントはリクルートエージェントよりは小規模なので（決して小さい会社ではないですが）、応募者が埋もれにくいという利点があります。
大手で多数の求人情報を手に入れつつ、相談しやすい環境で、他ライバルに埋もれないようにする、という面でマイナビエージェントはおすすめできます。
大量の求職者が、画一的なフォーマットで、同じようにキャリア説明を行う。その中から採用担当者の目に留まるのは至難の業でしょう。
（和多田保『ブランディング転職術 (「自分」というオンリーワンの商品を高く売ろう！)』（スダンダーズ・プレス、2019年6月）19ページ）
マイナビエージェントのポイント
- 若手にやさしい
- 大手に強い
- リクルートエージェントよりもライバルが少ない
▼公式サイトはこちら
※マイナビのプロモーションを含みます。
本記事ではやや紹介エージェントの数を絞っています。
しかし「どこか1つ」というのはあまり良くなく、できたら併用すべきです。
より多くの人材紹介会社を知りたい方は以下記事が参考になると思います。
２ 司法試験不合格後の就職のための転職エージェントの選び方のポイント
司法試験不合格後の法務就活を考えている方は、ぜひMS-Japanにご相談ください。
転職エージェントを選ぶ際には、慎重な検討が必要です。以下は、転職エージェントを選ぶ際に考慮すべきポイントです。
(1) 司法試験不合格の境遇への適切な理解
司法試験不合格者向けのエージェントを見つけることが、成功への鍵です。
その相談するエージェントは、法務領域の仕事についての理解はあるでしょうか。
- 法務部の仕事、法律事務所の仕事がどんなものか知識を持っているのか。
- そこで働く人はどんな人であるか、どのようなバックグラウンドを持った人達であるかを知っているか。
- 司法試験不合格者の就職について知見を持っているか。
こうした知識や能力のあるエージェントに相談したい。
(2) エージェントとの相性の確認
複数のエージェントと面談し、相性やコミュニケーションの取りやすさを確認しましょう。以下は、エージェントを選ぶ際に考慮すべきステップです。
- 面談のセッション: 複数のエージェントと面談を設定し、彼らのアプローチや提供するサービスについて尋ねましょう。面談を通じて、エージェントとの相性や信頼性を評価することができます。
- コミュニケーションのスタイル: エージェントとのコミュニケーションがスムーズかどうかを確認しましょう。相性の良いエージェントとの協力は、成功への鍵です。コミュニケーションが円滑で、理解しやすいエージェントを選びましょう。
転職エージェントの選び方に時間をかけ、慎重な検討をしましょう。
そそっかしくいいかげんに選ばないように！
上述したとおり複数のエージェントを比較するのは重要です。
３ 司法試験不合格後の就職における問題
司法試験の不合格は、心の重荷です。
しかし、重要なのは、不合格という結果自体に囚われず、新たなキャリアに向けて前向きに考えることです。
司法試験不合格の影響
司法試験不合格は、将来のキャリアに影響を及ぼす可能性があります。
法律の分野に進むことが夢だったかもしれませんが、不合格により法曹になる道は閉ざされるかもしれません。しかし、これは新たな道を見つける絶好の機会でもあるのです。
新しい方向性を探し、スキルと経験を新しいキャリアに活かす方法を模索することが必要です。
スキルや経験の評価
司法試験不合格後、多くの人は、自分のスキルと経験が他の職業分野でどのように評価されるのか疑問に思うでしょう。法律の知識や調査能力は、他の分野でも非常に有用なスキルです。論理的思考、コミュニケーション能力、問題解決能力など、法律分野で培ったスキルは、多くの職種で重宝されます。転職エージェントは、これらのスキルを新しいキャリアでどのように活かすかを具体的にアドバイスし、求人市場での価値を最大限に引き出すお手伝いをします。
新たなキャリアパスの必要性
司法試験の不合格後、新たなキャリアパスを見つける必要があります。これは挑戦的な過程かもしれませんが、同時に充実感と成長をもたらすチャンスでもあります。転職エージェントは、あなたの適性や興味に合致したキャリアの可能性を探し、その過程で、自分の情熱や使命感に繋がる仕事を見つけるお手伝いをしてくれます。新しいキャリアパスを発見することは、新たな目標に向かうエキサイティングな旅のスタートです。
４ 司法試験不合格者の就活におけるエージェントの役割と利点
就職エージェントは、司法試験不合格者にとって強力な味方です。その役割と利点について詳しく探ってみましょう。
1. 転職エージェントの基本的な役割
転職エージェントは、求職者と企業との架け橋としての役割を果たします。具体的な役割には以下が含まれます:
- 求人情報の提供: エージェントは求職者に最新の求人情報を提供し、その情報を元に希望に合った仕事を見つける手助けを行います。特に、求職者の経歴やスキルを考慮に入れた仕事の提案があります。
- 面接のスケジュール調整: 面接のスケジュール調整は多くの求職者にとって面倒な作業です。転職エージェントは、面接の日程調整を代行し、求職者にストレスをかけずに面接に臨む手続きを簡略化します。
- 給与交渉: エージェントは給与交渉のプロとしても活躍します。求職者が公平な給与を受け取るために交渉し、最良の条件で雇用契約を締結する手助けを行います。
- 契約の交渉: 求職者にとって契約の条件や細かい条項を理解するのは難しいことがあります。エージェントは契約書の内容を説明し、必要に応じて改善を求める役割を果たします。
2. エージェントを利用する利点
転職エージェントを利用することには数多くの利点があります:
- 市場情報へのアクセス: エージェントは常に求人市場の最新情報を持っており、業界動向を把握しています。これにより、求職者にとって最適な仕事機会を見つけるのに役立ちます。
- ネットワークとコネクション: エージェントは業界内で幅広いネットワークとコネクションを持っています。このネットワークを通じて、非公開の求人情報にアクセスすることができ、他の求職者には開かない扉を開けるのに役立ちます。
- 専門的なアドバイス: 転職エージェントは求職者に対して専門的なアドバイスを提供し、キャリアに関する方向性や選択肢についての洞察を提供します。不合格の背景に合わせて、具体的なキャリアアドバイスを提供するエージェントもあります。
転職エージェントは、求職者が自分のキャリア目標に向かって最良の選択をする手助けをし、求人市場において成功するための道を開拓するパートナーとして大きな価値を提供しています。
司法試験不合格後の就職のためのエージェント活用法
エージェントから協力を得ることは就職成功への道を切り開くために非常に重要です。エージェントとの協力は以下のステップに基づいて進行します。
1. コンサルテーションのステップ
最初のステップは、転職エージェントとのコンサルテーションです。このプロセスでは、あなたの経歴、スキル、希望、および不合格の背景について詳細に話し合います。以下はこのステップの詳細です。
- 希望の明確化: エージェントとの会議を通じて、あなたのキャリアの希望と目標を明確化しましょう。どの分野で働きたいのか、どのスキルを活かしたいのか、自分の強みと弱みをどのように活用できるかについて話し合います。
- 求人情報の提供: エージェントは、あなたの希望に合った求人情報を提供し、その情報に基づいて次のステップを進めるための方針を共有します。求人情報は、職種、勤務地、給与、福利厚生などに関する情報を含みます。
2. 応募書類と面接の準備
転職エージェントは、履歴書の作成と面接の準備においてもアドバイスとサポートを提供します。これらのステップは成功するために非常に重要です。以下は詳細です。
- 履歴書の改善: エージェントは、あなたの履歴書を詳細にチェックし、必要に応じて改善点を指摘します。履歴書は、あなたの専門性や経歴を最大限に活かすために最適な形に整えられます。
- 面接の準備: 面接に備えるためのトレーニングとアドバイスも提供されます。エージェントは一般的な面接質問や模擬面接を通じて、自信を持って面接に臨むためのサポートを行います。
3. キャリア戦略の立案
エージェントと共に、キャリア戦略を立案し、目標を達成するための計画を練りましょう。以下はこのステップの詳細です。
- 目標設定: エージェントとの協力を通じて、短期および長期のキャリア目標を設定します。どのようにして成功を定義し、その目標に向かって進むかについて話し合います。
- 行動計画の策定: 目標を達成するために必要な具体的なステップやアクションを計画します。エージェントは、これらのステップに関するアドバイスを提供し、成功へのプロセスをサポートします。
転職エージェントとの協力を通じて、自分のキャリアの方向性を明確にし、求人市場での成功に向けたスキルや戦略を磨くことができます。エージェントは、あなたの成功をサポートするための重要なパートナーとなります。
５ 司法試験不合格後の就職における転職エージェントの活用についてのまとめ
司法試験不合格後の新たなキャリアへの転職は、困難かもしれませんが、転職エージェントのサポートを受けることで成功への道が拓けます。エージェントの選択に慎重に取り組み、適切なキャリアパスを見つけましょう。
司法試験の不合格は一つの段階に過ぎません。諦めず、新たなキャリアへの転職に向けて努力しましょう。転職エージェントのサポートを受けることで、新しい扉が開くかもしれません。成功への第一歩を踏み出しましょう。
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