転職エージェントは「ここがいい!」というのを断言するのは難しいです。
いい会社であったとしても、そこの良くない担当者との面談になることもあります。
そんな転職エージェントから冷たい対応をされて面談で嫌な思いをした失敗談です。
私は弁護士資格を持っていますが、弁護士であるからといって転職が楽にできるわけではなく、転職エージェントへの相談はなかなか大変です。
1 冷たい転職エージェントとの面談
人材紹介会社に相談に行ってダメだった事例の紹介です。
(1) リクルートエージェントでの転職相談失敗談
初めてリクルートエージェントに相談に行ったときの相談担当者は感じが悪かったです。
上から目線でした。
「この職務経歴書の書き方は良くない」とか、「そんな転職先はないと思いますけど」と否定先行。
職務経歴書の書き方が良くない理由の説明もイマイチ説得的ではない。
なんか謎のキャリア相談の資格みたいなのが名刺に書いてある人でしたが、あまり生産的な相談はできず、意味のない資格としか思えませんでした。
しかし、この担当者が嫌な奴であっても、会社としてのリクルートエージェントの求人情報は多い。
オンラインで簡単に求人情報が見れて便利だ。
なのでリクルートエージェントは使いたい。
そう思い、リクルートエージェントに対して「この担当者は合わないから、お願いだから担当変更してください」とお願いしました。
担当を変えてもらえました。
これは良かった。
変更後の担当者は良く話を聞いてくれました。
内定も取れました。
リクルートエージェントのポイント
- 最大手の豊富な求人数
- 安心の相談体制
- 求人検索や応募のしやすさ
▼関連記事(リクルートエージェント相談体験談)
(2) エンワールドでの転職相談失敗談
担当者が「お前にそんな高い年収案件あるわけないだろ」という態度を取ってきたので嫌になりました。
(3) アンテロープでの転職相談失敗談
私は投資銀行や戦略コンサルといったバックグラウンドもないのに、このアンテロープに登録して面談に行きました。
「なんかすごい高額案件紹介してくれないかなあ」と無いものねだりで行ったのです。
面談は、「まあ、あなたには紹介できるのはほとんどないよね」という冷たい感じで終わりました。
こちらが転職エージェントの顔色伺って面談をするという悲しい体験でした。
この体験をふまえて、初心者や若手には適切なエージェントを選ぶべきだなあと思うようになりました。
(4) KANAEアソシエイツでの転職相談失敗談
特色を見誤りました。
私は法務希望でここに相談に行ったのですが、この会社は法務には特に強みがなく、求人情報がほとんどなかったのです。
面談は話もほとんど弾まず、シーンとなりました。担当者は悪い人ではなかったのですが、私の無いものねだりが災いしました。
(5) クリーク・アンド・リバーでの転職相談失敗談
ここの1人目の転職エージェントが過去の相談体験で最悪でした。
私は当時法律事務所に所属していました。
「企業ではなく、他の法律事務所に転職したい」と希望を伝えると冷たく非難されました。
「弁護士はそうやってすぐに企業を低く見る」
と言いながらその人の一般論(感想)を述べてきました。
そして「そんな態度ではどこにも転職できない」と締めて終わり。
なぜ法律事務所に転職したいと希望を言ってはいけないのか。。
自分の思い込みに基づいて相談に来た求職希望者を否定して攻撃するなんて最悪です。
C&Rリーガル・エージェンシーに転職相談してイマイチだった件 – 転職キャリアルール
2 なぜ転職エージェントから塩対応を受けてしまったのか
「この転職エージェントに相談して失敗した」と思うに至るのはなぜなのか。
- 転職エージェントが冷たかったから?
- 転職エージェントが話をろくに聞いてくれなかったから?
- 転職エージェントがいい求人情報を提供してくれなかったから?
直接的にはこれらが理由で面談に失敗しました。
では、なぜその転職エージェントが冷たく、話をろくに聞かず、いい求人情報を提供しなかったのか?
その人が良い人でなかった可能性があります(エンワールドやクリーク&リバーは担当者自身に問題があった気がします)。
また、転職エージェントにとって私が「期待外れ」であったと考えられます。
「こいつに紹介してやる求人はねえ」と。
転職エージェントとの相談で失敗するのは、相互の主観的な期待と、実際に合ってみた場合に得られるものとでズレが生じるからです。
転職エージェントが「私の悩みを完璧に理解してくれた上で、すごいいい求人情報を提供してくれる」と少なからず期待してしまいます。
これが落胆をうむ元凶です。
3 転職エージェントへの相談で失敗しないためには
今後転職エージェントを使うにあたっての留意点です。
①期待しすぎは良くない
これが一番重要です。
転職エージェントの本質は、「求人をしている会社に対して応募者を紹介して、報酬をもらう」です。
キャリア相談とかプラスαを過大に期待すべきではありません。
②担当者変更を申し出る
大手であれば担当者変更を申し出るのは極めて有効です。
すごい嫌な思いをした担当者でも、他の担当に代われば「この人材紹介会社いいじゃないか!」となることがあります。
私はリクルートエージェントを使いたかったのであきらめずに担当者を変えてもらいました。
③失敗はあるものと思い複数転職エージェントを使う
世の中良い転職エージェントばかりではありません。
転職エージェントの職業病なのか、一般論で語り、「自分は人を見抜ける」と偉そうな人が多い傾向があります。
ただ、少数派になると思いますが、いい人もいますので、転職では味方につけたいです。
ダメな転職エージェントとの面談は気にせず、他の転職エージェントを試しましょう。
④自分に合ったところに相談に行くべき
上記転職エージェント失敗談で、アンテロープやKANAEアソシエイツに行ったのは、私とその会社の相性を完全に無視してしまっていました。
転職初心者が特色ある専門人材紹介会社に相談に行ってはいけません。
それを知らずに相談に行って嫌な思いをしました。
また、ワークポートという転職エージェントに相談に行ったときですが、弁護士有資格者向けの転職情報が少ないと感じました。
年齢や職業に応じて転職エージェントは選ぶべきです。
20代や第二新卒で大企業志向なら、マイナビジョブ20’sを勧めます。
マイナビジョブ20’sのポイント
- 若手の転職に特化した転職エージェント
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▼関連記事記事(MS-Japanへの転職相談体験談)
自分に合わない転職エージェントにうっかり相談に行くと「相談に来るところ間違えてませんか?」という感じの冷たい仕打ちを受ける可能性があるので要注意。
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コメント
コメント一覧 (5件)
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